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【アートの聖地・直島】5月の楽しみ方・見どころは?気候や服装は?

直島 5月

アートの聖地・直島へアート巡りに行く方も、行く時期によって何を見ればいいの?と思う方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、5月に直島に行く方向けに見どころや気候・服装などについてまとめました。

瀬戸内国際芸術祭2022

瀬戸内国際芸術祭2022引用:瀬戸内国際芸術祭2022HP

2022年は3年に1度の瀬戸内国際芸術祭が開催される年です。
春会期は5月18日まで。

芸術祭期間中はイベント等があったりと、普段以上に楽しめることが多いです。
5月前半に行く場合は場所によって少しお祭りの雰囲気があるかと思います。

直島では3月に新しいギャラリーがオープンしました。
知名度のある作品も展示されていますので、ぜひとも見ていただきたいと思います。

また、宮ノ浦地区に新しくできた三分一博志氏の『』もあります。
こちらは春会期には設計現場が見れる状態での展示。

秋会期には完成したものが公開されるので、内部構造なども見られるのは春会期だけ
今後見られなくなる展示なのでぜひこの機会に見ていただきたいです。

他の島と合わせて、この機会にぜひ島巡りを楽しんでいただければ。
瀬戸内国際芸術祭2022での直島の見どころは別の記事に詳しくまとめてありますので、そちらをご覧ください。

>>【瀬戸内国際芸術祭2022】直島の”瀬戸芸”の見どころ!

芸術祭期間中の特に休日はどの島も混雑します。
混雑予想カレンダーも参考にしてスケジュールを立ててくださいね。

直島の場合、美術館等のチケットは予約できるものもあります。
可能な限り予約しておいた方がスムーズに回れますよ。

会期の隙間・5月後半

直島引用:Benesse Art Site Naoshima公式HP

瀬戸内国際芸術祭は回を重ねるごとに少しずつ知名度を上げています。
会期に合わせて遠方から訪れる人も増加。

だからこそ、会期の隙間である時期は直島観光の狙い目。

直島は会期中と会期外で展示される作品の数にあまり差がありません。
だからこそ人が少ない会期外なら、比較的ゆったりと回ることができますよ。

他の島では会期中と会期外で展示作品が変わる場所もありますが、直島の作品を中心に回りたいなら、混雑していない時期の方が楽しめますよね。

直島幼稚園のこいのぼり

直島 こいのぼり

直島の幼児学園ではこの時期にこいのぼりがあげられます。
島内の家々から寄付されたいくつものこいのぼりが風に泳ぎます。

私の実家が寄付したこいのぼりもあったハズ…(まだあるのかな)。
季節の風物詩として島内外の方の目を楽しませています。

場所は文教地区。
宮浦港から本村、積浦地区へ移動するときには右手に見えてきます。

広大なグラウンドの、宮浦港側の端にあります。
レンタサイクルで移動する方などは特に見やすいです。

ちなみに直島の幼児学園、小学校、中学校は全て石井和紘氏の設計によるもの。
町役場や総合福祉センターなど、島内の公共施設の設計を手掛けている方です。

内部も面白い設計なのですがもちろんそうそう見学できるものではありませんので、ひとまず外観を観察していただければと思います。
特に小学校はちょっとお城っぽい雰囲気のある、面白い形です。

グラウンドを右手にして、手前から幼児学園、小学校、中学校の順に並んでいます。
中学校は少し山側の奥にあるので若干見えにくいですが。

ぜひ移動ついでに見ていただければと思います。

ハンドメイドマーケット・ナオシマルシェ

直島 ナオシマルシェ引用:ナオシマルシェBlog

直島では毎年ハンドメイドマーケットが開催されています。
今年の開催は5月3日。

島内のアーティストももちろん、島外から参加するアーティストも多くいます。
昔は島民による出店がほとんどでしたが、年々賑わってきていますよ。

場所は宮浦港の芝生広場。
赤かぼちゃ』があるあたりです。

ハンドメイドマーケットの醍醐味は”一期一会”であること。
その時にしか出会えない作品も多いので、見ているだけでも楽しめますよ!

ナオシマルシェ以外でも、例えば空いているスペースや敷地内などで雑貨を売っているようなカフェも島内にはいくつかあります。
雑貨好きの方は是非とも立ち寄ってください♪

『I♡湯』の季節湯「菖蒲しょうぶ湯」

菖蒲

5月5日(木)のこどもの日にはI♡湯』で月に1度の季節湯の日があります。
5月の季節湯は菖蒲湯。

こどもの日に菖蒲湯に浸かることで暑い夏を丈夫に過ごせるのだとか。
厄払いや子供の健康を祈って入るお湯ではありますが、もちろん大人でも。

直島の銭湯でアートに浸りながら季節の行事に思いをはせてみるのはいかがでしょうか。

町花のツツジ

直島 つつじ引用:直島観光旅サイト

直島の町花はツツジです。
山に咲き乱れるピンク色のシマツツジ、開花時期は5月中旬頃までです。

ベネッセハウスミュージアムがあるエリアは特におすすめ。
山の上からだと瀬戸内海の景色とツツジのピンク色が鮮やかに映えます。

近くに寄るとふわりと甘い香りもしますよ。
山道なので勾配はそこそこありますが、体力と時間に余裕があればお散歩がてらツツジと海の景色を楽しんでくださいね。

この季節しか楽しめない景色なので、5月前半に行くならぜひともツツジも楽しんでください。

5月の気候やオススメの服装

桜

5月の直島は、日中は20~25℃前後とあたたかくなってきます。
長袖シャツや春物ワンピースなどで身軽に過ごせます。

5月前半くらいまでは朝晩は10~15℃くらい。
日中と同じ格好だと少し寒いかもしれませんので、何か羽織るものはあったほうがいいでしょう。

5月も後半になると、朝晩でも20℃に近くなってきます。
それくらいになってくると、羽織るものがなくても過ごせるような気温です。

雨については4月とあまり変わらず、データ上では平均して週に1~2日くらい降る可能性があります。
屋外展示を回るなら雨具は必須なので、事前に天気予報は確認しましょう。

ちなみに島を観光するなら海風は避けられません。
海風は潮を含んでいるので1日浴びていると髪がキシキシしてきます。

長髪の女性の場合はまとめ髪でアレンジしておく方がすっきりするのでオススメです。
日差しを受ける機会も多いので、帽子をかぶるのもいいですね。

まとめ

今回は、5月に直島に行く方向けに見どころや気候・服装などについてまとめました。
春の瀬戸内はとても過ごしやすい時期です。

ぜひとも快適な旅を楽しんでくださいね。