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【岡山県→直島へのアクセス】フェリーの時刻表や運賃、利用時の注意など

直島に訪れる方の中にはフェリーでの移動は初めてという方も多いのではないでしょうか。

この記事では岡山駅から宇野港へのアクセス方法に加えて、フェリーの時刻表運賃表、乗船券の購入方法、注意点などについてまとめました。
事前に確認して快適な旅の第一歩にしましょう。

※掲載している時刻表や運賃表は2022年2月のものです。

岡山駅から宇野港へ

岡山駅から直島までの移動は以下のイラストのようになります。

岡山駅 直島 アクセス

岡山駅から宇野港へはバスか電車を使っての移動。
所要時間はどちらも1時間程度です。

電車が着く宇野港もバスが着く築港銀座も、宇野港からは徒歩2分ほど。

所要時間も徒歩距離もそんなに変わりません。
スケジュールに時間が合う方を利用すればよいかと思います。

電車での移動

宇野線引用:Wikipedia

電車で移動する場合、直通の電車(JR宇野線)乗換が必要な電車(高松行きマリンライナー)があります。

宇野線で宇野行きの電車にのれば直通です。
一方、マリンライナーは高松行きなので茶屋町駅で乗り換えが必要になります。

どちらの電車も、岡山駅で折り返す電車です。
乗る時には椅子の背もたれを動かして座席の向きを前後反転させるようになります。

もちろん絶対に椅子の向きを反転させなければならないわけではありません。
ですが地元の人は慣れた手つきでガチャンガチャン反転させるので、そのままの向きで座るとお見合い状態になってしまいなんとなくソワソワします(笑)。

宇野駅で降りるともう宇野港は見えているので、信号1つ渡れば着きます。
宇野駅の駅舎や宇野港周辺もなかなかアートな雰囲気がありますので、時間があるようなら散策してみてもよいと思います。

バスでの移動

宇野 バス引用:Twitter

バスで移動する場合は宇野港直通の路線宇野駅に停まる路線があります。
とはいえ宇野駅も近いので切符売り場までの距離はあまり変わりません。

バスの方が電車より便数が多いので、こちらの方がスケジュールに合わせやすいかもしれませんね。

直通路線の時刻表はこちら、宇野駅に停まる路線の時刻表はこちらをご確認ください。
料金はどちらも¥660です。

ちなみに直通路線に乗る場合、築港銀座というバス停にも停まります。
これがまた小さいお肉屋さんのコロッケが妙に美味しいようなディープな商店街です。

そういう雰囲気が好きな方はたまらないと思うので時間が許せばどうぞ。

【フェリー時刻表】宇野港から直島へ

フェリー引用:四国汽船HP

四国以外の場所から直島へ行く場合、岡山県の宇野港から船で移動することになります。

宇野港までは岡山駅からJR宇野線でおよそ1時間
岡山駅で乗客自ら座席の方向を変えて乗る様子は都会ではなかなかない光景だと思いますので、少しビックリするかもしれませんね。

さて、そんな宇野港から直島へは約20分の船旅となります。宇野港からは少なくとも1時間に1本くらいのペースで運航しているので、予定に合わせて乗る船は選びやすいかと思います。

ちなみに宇野港からは直島の宮浦港本村港、2つの港へ船が出ています。

宮浦港は赤かぼちゃがある直島の玄関口でフェリー、旅客船ともに運航しています。本村港はアート作品やカフェなどが密集しているエリアにあり旅客船のみの運航となります。

時刻表

時刻表 時刻表引用:四国汽船HP

旅客船って何?

高速旅客船引用:四国汽船HP

旅客船とは、フェリーと比べると小型の船のことです。
車やバイクなどは乗船できず、徒歩でのみ乗船できます。

スピード的にはフェリーより早いですが、宇野港からだと距離が近いので所要時間に大きな差は出ません。
ジェットコースター的な楽しみはあるかもしれません。

宇野港

フェリーとは乗り場が少し離れているので、旅客船を利用する場合は注意が必要です。
到着する先も宮浦港と本村港の2種類あるので、間違えないように利用しましょう。

宮浦港は『赤かぼちゃ』がある直島の玄関口で、観光案内所などもこちらにあります。
港である海の駅「なおしま」もSANAAという有名な建築家による設計で見る価値アリです。

本村港は家プロジェクトやカフェが密集している住宅地の中にあり、降りてすぐにアート巡りを楽しめます。
こちらも同じくSANAAの設計です。

乗船券の購入方法と運賃

宇野港 直島引用:四国汽船HP

乗船券は宇野港の乗船券売り場で購入できます。
予約はできませんので、当日に現地で購入してください。

フェリーと旅客船で乗船券は共通なので、どちらを使う場合でも一度乗船券売り場に行く必要があります。
旅客船乗り場は少し歩くので、先にチケットを購入するのを忘れないようにご注意ください。

宇野駅から宇野港までは徒歩2分ほど。
道順については動画で公開されているので以下をご確認ください。

岡山駅からリムジンバスで宇野駅まで行く場合も駅にバスが停まるので道順は同じです。

引用:四国汽船株式会社公式Youtube

徒歩で乗船・運賃表

直島 宇野 運賃表引用:四国汽船HP

1泊2日までなら往復乗船券が使えるので少しお得になりますし、6名以上で往復するなら回数券を使うとよりお得になります。
スケジュールに合わせてお得な買い方をご検討ください。

乗船する時は乗船券売り場の横に並んで正面の乗船口から乗船します。
乗船客が多い場合はズラーっと列ができ船内の席も埋まるので、早めに並んでおく方がよいかもしれません。

とはいえもし船内でうまく席が確保できなくても、20分ほどで着きます。
屋上から景色を眺めているうちに到着すると思うのでそこまで苦にはならないと思います。

到着して下船する時には基本的には進行方向に向かって右前方から降りることになります。
混みあっていると降りるだけでもかなり時間がかかりますし、降りてすぐ町営バスを利用するつもりなら早めに降りないとバスも満員になりますのでご注意ください。

車やバイク・自転車で乗船・運賃表

宇野 直島 運賃表

宇野 直島 運賃表引用:四国汽船HP

車やバイクで乗船する場合はそれぞれ大きさや排気量によって金額が異なります。
車検証を持って窓口で乗船券を購入しましょう。

自転車は一律の金額です。
車の場合は運転手の乗船料金も含まれた金額になりますが、バイク・自転車は人の乗船券が別に必要となるので忘れずに購入してください。

車やバイク・自転車の乗船も徒歩と同じく船の正面からになります。

乗船が始まったら前の車について乗船します。
その時に車に居ればいいので、時間に余裕があるなら車を停めて近くの作品を見に行ったりしても大丈夫です。

停車したら上の階の客席で過ごすかと思いますが、次々車が乗ってくるので移動する時は安全には十分注意してください。
階段は前方と後方の左右それぞれにあります。

宇野の場合は乗船時間が短いのであまりゆっくりはできないかもしれません。
ですがせっかくなので、船旅が身近でない人には屋上などから景色を楽しんでもらえたらと思います。

注意点

フェリー引用:四国汽船HP

慣れない船旅をする方のために、宇野港から直島の宮浦港へ移動する際の注意点をまとめておきます。

  • 芸術祭期間中の土日などは朝の便に人が集まりやすく積み残しの可能性があるので早めに到着して並んでおくのが安心
  • 往復乗船券の使用期限は翌日までなので、乗船券の買い方はスケジュールや人数に合わせて考える
  • 風が強い日は船が揺れるので、船酔いの心配があれば酔い止めを用意する(特に旅客船)
  • 霧などにより欠航となる場合もあるので、前日や当日に運行状況の確認をする
  • 屋上デッキに出るなら風で飛びやすい帽子などは片付ける

以上です。
しっかり備えて快適な船旅を楽しみましょう!

まとめ

今回は岡山駅から宇野港へのアクセス方法に加えて、フェリーの時刻表や運賃表、乗船券の購入方法、注意点などについてまとめました。

旅の最初で躓いてしまってはその後の予定も変わるしテンションも下がるというもの。
事前にしっかり情報収集をして直島への旅を楽しんでください!