瀬戸旅
アート

直島滞在レポート~瀬戸芸2022春会期編Vol.1~

直島 レポート

今年の4月、瀬戸芸の開始に合わせて1週間ほど直島に帰省してきました!
普段は都会に住んでるので、島にいると時間の流れが違いすぎてつんのめる気持ちです。

特に予定も決めず1週間島内をふらふらしていたのですが、久しぶりの直島で知らない作品やお店も増えていてかなり楽しめました。
まずVol.1では発見したコロナ対策ランチ新しいギャラリーについて滞在レポートをまとめました!

直島のコロナ対策

直島

観光に行く上で気になるコロナ対策
少しずつ色々な部分で緩和されてきたとはいえ、やはり気になりますよね。

今回直島に滞在して驚いたのがコレ。
美術館や家プロジェクトなどを回る時に、どこか1箇所で検温してもらい問題なければ腕に巻いてくれるタグです!

このタグがあれば毎回検温しなくてもOKでスムーズに回れる仕組みのよう。
しかもタグ自体も瀬戸芸のキービジュアルデザインで普通にかわいい!

フェスとかのラバーブレスと同じ感覚で楽しくコロナ対策できます。
考えられてるな~

直島 瀬戸芸 コロナ

デザイン拡大するとこんな感じ。
ちなみにキービジュアル通りデザインは3種類あって、日替わりらしいです。

3日滞在すれば全種類コンプできる…ついコレクター魂がうずきますね!笑

友達同士で行くならタグ付けてみんなでピースとか、青春っぽい写真も撮れそうです。
というか今回のキービジュアルいいわぁ…おじいちゃんおばあちゃんが活躍しております。

ランチはテイクアウト中心

帰省も久々だったので島内に行ったことのないお店もちらほら…。
というわけで、今回はランチと3時のおやつは島内のお店でテイクアウトが多かったです。

一部にはなりますが、食べたもの紹介しておきますね。

Cin.na.mon

直島 シナモン

最初に食べたのはシナモンのワンコインランチ。
500円でワンドリンクまで付いてくる素晴らしいコスパ

自転車のカゴに入れて持って帰ったので、跳ねたせいで見た目は少しアレになってますが…もともとはちゃんときれいでしたよ!!

直島 シナモン

この日のメニューはそぼろ弁当でした。
ほっこりするお味で美味しい…

ちくわの磯部上げがいい味出してますね。
500円でこのクオリティなら十分満足できます。

島内の別のお店をやってる人たちもランチに買いに来てましたね。
地元民も買いに来るお弁当です。

直島 シナモン

ドリンクも9種類から選べます。
お茶もジュースも、甘いのもすっきりしたのもありました。

ちなみに私が選んだのは梅サイダー。
この日は熱かったのですっきり美味しかったです!

Tee’s DELI GROCERY

直島 Tee'sDELI

次はずっと読めないTee’s DELI GROCERYさんへ。
てぃーず、でり、ぐろすりー、、、で合ってますかね?(自信ない

こちらはうちの親兄弟も行ったことがなく、情報が全くない状態でした。
ちなみに祖父母宅の近くなので、祖母は店長さんと立ち話したことがあるとか。笑

店内は席数はそこまで多くなく、カウンターっぽい席2つ、テーブル席2つくらいです。
民家の玄関部分をお店にしている感じ。

口コミの通り、店内はアメリカっぽい雰囲気の装飾や音楽で外国の方に好まれそうなお店でした。おしゃれ!

直島 Tee'sDELI

メニューに迷っていたら「両方入れるのもできますよ」と店長さんが声をかけてくれたのでお願いしました。
ヴィーガンフード食べたことなくて興味津々だったので。

ファラフェルもジャークチキンも、スパイシーな味付けでした。
アジアンな料理が好きな人ならハマると思います。

バーとか好きな方はぜひ店内で雰囲気と合わせて楽しんでいただきたいですね。

ゆうなぎ

直島 ゆうなぎ

ゆうなぎといえば、ヒラメの唐揚げです!
お店で見てもインパクトありますが、テイクアウトだとパックから余裕ではみ出るこのデカさ!!

「もはやネタでは?」と言いたくなるサイズ感です。
お店で定食を頼むとサラダや汁物がついてきますが、テイクアウトではこの唐揚げに、100円でご飯が付けられます。

直島 ゆうなぎ ヒラメ

ちなみにご飯のサイズはこれくらい。
女性用のお茶碗1杯分よりはちょっと多いくらい、でしょうか。

並べてもヒラメが大きすぎてちょっとよくワカラナイ…笑

直島 ゆうなぎ ヒラメ

唐揚げはもちろんお腹からがぶっとかぶりつきました。
全力の1口でもこれくらいなので、女性なら2人とかでシェアするのでもいいかもしれませんね(^^;)

和カフェぐぅ

直島 ぐぅ

こちらはテイクアウトがなかったのでお店でいただいた和カフェぐぅの直島☆のりのり丼

香川大学の学生さんが運営している土日限定のお店です。
メニュー名の「☆」に若さを感じますね!

直島の海苔がたっぷりのったのりのり丼は私が中学?高校?ぐらいの時からあるのでかれこれ10年くらいですかね。
もはやロングセラーといって問題ないでしょう、

瀬戸内の”いりこ”を使った炊き込みご飯のメニューもあり、地元の食材を使った料理を食べたいときにはお勧めです。

直島 ぐぅ

そしてなにより、この圧倒的”田舎のおばあちゃん家感”あふれる店内。
アート巡りで疲れた時には風にそよぐ木々を見ながらまったりお食事すれば疲れも癒されるってものです。

こちらはパフェやワッフルを使ったデザートもあります。
アイスのプレートもあるようなので、夏場の休憩には最適です。

直島 ぐぅ

お店自体はこの細い路地の先の突き当りにあります。
人がすれ違うのもギリギリな狭い路地。

う~ん、田舎好きのツボをいちいち付いてくる芸の細かさ、好きですね。

tacotaco

直島 タコタコ

こちらは本村地区にあるtacotacoのたこ焼きです。
猫カフェにゃおしまを運営している方と同じ方がやってるお店ですね。

お店のオープンは11時頃ですが、たこ焼きを焼き始めるのは鉄板が温まってからなので12時前後くらいだそうです。
早めに行ってしまったのでしばらく待って買いました。

民泊もやっているそうで、元々はそこに宿泊した人に出していたそうですが、人気を博したためにたこ焼き屋さんとしてスピンアウトしたとか。

直島 タコタコ

お店壁面の店名が可愛かったのでついパシャリ。
何とも言えないフォントですね。

念願叶って見れたもの

帰省したらこれは見たい!と思っていたものを無事見られました!
帰る度に知らない作品やお店が増えているので、自分の地元ながら毎度新鮮です。

NewOpen・ヴァレーギャラリー

直島 ヴァレーギャラリー

ここは絶対に外せない!と思っていた1つ、ヴァレーギャラリーにも無事行けました。
ものすごく天気のいい日だったので暑かったですが、その分館内に差し込む光がハッキリしていてきれいでした。

島民と一緒に行けば無料なので、父とデートしてきました。
島民向けのプレオープン?などにもよく参加するタイプの父なので、色々解説してくれて楽しいので帰省した時はよく行きます。

直島 ヴァレーギャラリー

ギャラリー前の池に大量に浮くミラーボール。
草間彌生の『ナルシスの庭』です。

いつか見たいと思っていた作品が直島に来てくれて本当に感激。
風が吹くと水面に浮いているミラーボール同士がぶつかってカンコンと涼しげな音が響きます。

直島 ヴァレーギャラリー

ちなみに池だけでなく、もう思いつくとこ全部置いた!ってくらいたくさんミラーボールがあります。
友達と一緒にミラーボールに反射させて記念撮影するのも良さそうですね。

直島 ヴァレーギャラリー

暗い通路の先に、光が差し込んで奥の『ナルシスの庭』がキラキラしている感じ。
もうワクワクが止まりませんでした。

ちなみにこちらのギャラリー、写真撮影OK
なんと太っ腹な…!

肉眼でしっかり見たいけど写真にも残したい…みなさんもぜひ葛藤してください。

NewOpen・杉本博司ギャラリー 時の回廊

直島 時の廻廊

こちらもNewOpenのギャラリーで絶対に行きたかった『杉本博司ギャラリー 時の回廊』です。

ギャラリーの入り口はベネッセ文化村入口から道沿いにしばらく歩いた先。
つつじ荘からバスも出てるのでバスでもいいですが、途中にも屋外作品があるので見ながら歩くのもオススメです。

直島 杉本博司ギャラリー

ちなみに入口の天井がびっしりのツタでちょっと「ヒェッ…」ってなったのはここだけの話。
壁面がツタで覆われてるのは見たことありますが、天井面って珍しくないですかね?

直島 杉本博司ギャラリー

ギャラリーには『護王神社』の模型や、『海景』シリーズの写真を収納した『五輪塔』など、多くの杉本博司作品が展示されています。
シャッター開放で長時間撮影した写真のイメージが強いアーティストですが、もちろんそれ以外の作品も展示されています。

直島 杉本博司ギャラリー

こちらのプリズムは、朝日がちょうど当たるように設計されています。
朝日が当たると床面に虹色のプリズムが現れるとか。

残念ながら開館時間の関係で、朝のプリズムを見ることができるのは宿泊者のみ
無念…いずれ泊まってみたいものです。

直島 杉本博司ギャラリー

それからお茶室である『時の回廊』も外せませんね。
中に入ることはできませんが、外から見ながらお茶を頂くことができます。

こちらでいただけるお茶菓子は、高松藩の藩主であった松平家も御用達だった和菓子屋さんの生菓子です。
季節によって種類が変わるそうで、私が頂いたのは柚子の香りの白あんが爽やかな一品でした。

お茶は煎茶や緑茶など3種類から選ぶことができるので、お好みのものをどうぞ。

ちなみにこのお茶をいただくテーブルも作品の1つです。
樹齢数百年の木を使っている歴史を感じながら、時の回廊を眺めて今を見て、さらに未来へと思いを馳せてしまようなカラクリを感じます。

直島 杉本博司ギャラリー

お茶室は、よく「○○庵」とかそういう名前がついていて、入口あたりに名前が書かれていることが多いです。
時の回廊』もお茶室ですが、あれだけクリアでよく見えるのに名前が見当たりません。

実はあるんですよ、こっそり
ぜひ探してみて欲しいのであまり詳細は書きませんが、写真がヒントです。

NewOpenなのに既にその名前が苔むし始めている所を見ると、時間の流れがよく分からなくなりそうです。
きっとこれもそういう仕掛けの一部なのでしょうね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
1週間滞在すると書くことがたくさんで随分長くなるので、Vol.1はここまで。

続きもまた見てくださいね!

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